今年2月に、忠岡町での学習会において、「<産業廃棄物焼却施設>からの汚染物質を考える」というテーマで、お話ししました。主催団体は、忠岡町の巨大産廃焼却施設誘致を考える会(準備会)でした。当時の限られた手持ち資料から、分析したものです。
今回の問題点としては以下の4つのポイントを上げました。
- 汚染物質は発生する!!
- その物質が住宅地へ拡散し、高濃度で到達するのか?
- その物質によって、健康被害が生じるのか?
ただし、まだ施設について、肝心の焼却炉の名前も型式もない段階でした。ので、とりあえず「予防原則」が重要と紹介しました。
添付資料には、主催団体が発行した、ニュースを添付します。これを見ていただければ、その概要が理解していただけると思います。 学習会の資料は、下記の資料を見てください。
その後8月になって、建設主体の事業者が作成した「企画書」が入手できました。作成は2023年1月段階です。忠岡町との協定書の付属資料です。そこには、焼却炉の名前や、今後10年間の準備スケジュール、環境アセスメントの予定時期などが記載されていました。現在はその「企画書」を分析しているところです。今回の事業の問題点などを今後掲載する予定です。(文責 久志本俊弘)