自給率向上を投げ出す農業基本法改定案《赤旗新聞日曜版記事から》

             思い出される俳優菅原文太さんの沖縄演説

25年振りに農政の基本方針を決める食料・農業・農村基本法改定案が国会で審議入りしています。日本の農業は長年にわたる農業軽視、輸入依存などの国政で、危機的状況に陥っています。今回の改定法案はしかし、重大な問題点を有し、今の状況改善につながるものになっていません。日本共産党は国会でも鋭い論陣を張って取り組んでいますが、赤旗しんぶんでも記事を重ねています。その一端を下記に紹介します。

これら記事を見ますと、かつて俳優の菅原文太さんが、沖縄辺野古基地の建設強行に反対して立ち上がった知事選挙の応援に駆けつけて、全身振り絞るようにして演説された、冒頭の一節が思い出されてなりません。「政治の役割は二つあります。一つは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もう一つは、これは最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」

            (2014111日に演説された後、同年同月28日肝不全で亡くなられています)