介護保険制度は、介護が必要な高齢者を社会全体で支える仕組みで、財源は、税金から50%、介護保険料から50%でまかなわれている。介護保険料には、40歳から64歳までの現役世代が支払う保険料と、65歳以上の高齢者が支払う保険料の2種類がある。このうち65歳以上が支払う保険料の金額は、3年ごとに市町村が見直しを行う仕組みで、今年度は改定の年にあたる。大阪市は「1人暮らしの高齢者が多いことが要介護認定率の高さやサービス利用の多さにつながり、また、所得が低い人の割合が多いことも介護保険料の基準額が上がる要因の一つになっている」といいます。介護保険料は年金から差っ引きます。食い詰めてまで支払う保険料ってなんだ!行政の仕事には、所得の再配分的価値があるのだ。維新バクチ政治は、根本的にここが間違っている。